決算月に集中した支出 — 第1期の月別の動き
最終更新: 2026年8月5日
このページは、支出の検証 で触れた 第1期の決算直前(令和7年7月・8月)への支出の集中 を、月別の数値で詳しく見た詳細版です。支出全体の位置づけや他のカテゴリについては、支出の検証 をご覧ください。
情報源: 内部資料(法人の会計記録・法人口座の取引明細)
合同会社Yorimadoの 決算日は毎年8月31日 です。ここでいう 第1期 は、法人口座が開設された令和6年11月12日から、最初の決算日である令和7年8月31日までを指します。
1か月の出金
約833万円 (143件)
第1期の出金 約1,460万円 のうち 57% が、この1か月に集中
- 95% 決算日直前13日間に集中
8月19日〜31日で 約790万円 - 143件 8月の出金の件数
8月以外は月平均 42件 - 約824万円 8月に使えた資金
出金は 約833万円 - 約890万円 決算日の口座残高
資本金900万円をわずかに下回る
月別の出金と、期首からの累計
- 2024年11月 約101万円 累計 △86万円
- 12月 約15万円 累計 △100万円
- 2025年1月 約36万円 累計 △135万円
- 2月 約29万円 累計 △162万円
- 3月 約71万円 累計 △228万円
- 4月 約60万円 累計 約20万円 給付費の入金が本格化
- 5月 約72万円 累計 約146万円
- 6月 約154万円 累計 約265万円
- 7月 約89万円 累計 約386万円 累計はここが最大
- 8月 約833万円 累計 △9万円 決算月
- その月の出金
- 8月を除く9か月の平均出金(約70万円/月)
4月から7月までは、毎月60万〜150万円の出金で推移しています。給付費の入金が本格化した4月以降は毎月の収支がプラスで、期首からの累計は7月末に約386万円まで積み上がりました。
ところが決算月の8月だけ、出金が 約833万円 に跳ね上がります。第1期の出金合計 約1,460万円のうち 57% がこの1か月で、8月以外の9か月の合計(約627万円)よりも多い金額です。
- 第1期の出金合計
- 約1,460万円(523件)
- うち 決算月(2025年8月)
- 約833万円(143件・全体の57%)
- 8月以外の9か月
- 約627万円(月平均 約70万円)
- 8月は月平均の
- 約12倍
確認できたこと — 上記の月別の出金額・件数が、いずれも記録上、実際に存在すること。8月だけが他の月と大きく異なる水準にあること。
確認できていないこと — 8月に支出が集中した理由。事業上の必要が重なった、支払いのタイミングがずれ込んだなど、正当な説明が成り立つ余地はあります。
決算日直前の13日間に、8月の出金の95%
8月のなかでも、支出は決算日の直前に寄っています。
- 8月1日〜18日
- 約43万円
- 8月19日〜31日(13日間)
- 約790万円(8月の出金の95%)
- うち 決算日当日(8月31日)
- 約29万円(14件)
8月15日に大阪府国民健康保険団体連合会から給付費 約252万円が入金され、口座はいったん第1期で最も多い水準になります。そこから決算日までの16日間で、口座は約616万円減っています。
8月の大口の支出には、個人名義あての送金(→ 代表者・親族への送金)、リゾート地への旅行に関わるとみられる支出、大手ECサイトでの10万円を超える購入などが含まれます(→ 支出の検証)。
決算月に使えた資金と、出金の関係
8月に使えた資金は、7月末までに積み上がっていた分と、8月に入ってきた分の合計です。これと8月の出金を並べると、次のようになります。
- 7月末までの累計 3,857,849円
- 8月の入金 4,377,777円
- 8月に使えた資金 8,235,626円
- 8月の出金 8,330,372円
- 8月末(決算日)の累計 △94,746円
8月に使えた資金と、8月の出金
差は 94,746円 — 出金がわずかに上回っている
確認できたこと — 上記の入金・出金・差引きが、いずれも記録上の金額と一致すること。
確認できていないこと — 出金額がこの水準になった理由。結果としてそうなっただけである可能性は残ります。
当サイトの見方 — 8月の出金が、その時点で使えた資金をわずかに上回るところに収まっている点を、記録から読み取れる事実として示します。
決算日の口座残高
- 期首(2024年11月12日)— 資本金の払込み
- 9,000,000円
- 決算日(2025年8月31日)の口座残高
- 8,905,254円
- 差引き
- 資本金を 94,746円 下回る
- 第1期の売上高
- 12,359,410円(大半が給付費)
口座残高が900万円を下回ったのは、決算日の3日前にあたる 8月28日 です。この日に約171万円の出金があり、以後8月30日・31日にも出金が続いています。
確認できたこと — 決算日の口座残高が、払い込まれた資本金を下回っていること。900万円を割ったのが決算日の3日前であること。
確認できていないこと — 口座残高の水準が意図されたものかどうか。なお、口座残高の増減は、その事業年度の損益とは別のことがらで、口座残高だけから損益を判断することはできません。
決算日をまたぐ資金の出入り
第1期の決算日をはさんで、対になる資金移動も記録されています。8月23日に個人名義へ送られた約110万円のうち約98万円が、決算日翌日の9月1日に法人口座へ戻っています。この点は 支出の検証 および 代表者・親族への送金 で整理しています。
出典と留保
- データ:法人の会計記録(仕訳帳・第1期613仕訳)および法人口座の取引明細(令和6年11月〜令和7年8月)
- 法人口座は1口座のみで、613件の仕訳のうち612件がこの口座の入出金に対応します。数値は同じ期間を対象とする2種類の記録の出力で照合し、612件・期末残高とも一致することを確認しています。
- 掲載した金額は、上記記録からの 集計値 です。個々の取引の最終的な使途は確認できていません。
- 法人の収入と支出は同じ口座のなかで混ざるため、個々の支出が「どの収入を原資としたか」を特定することはできません。
- 当サイトは税務・会計上の当否を評価する立場にありません。事実としての資金の動きのみを記載しています。
- 事業運営に関与しない私人の氏名・口座情報は記載していません(編集・検証ポリシー の取り扱い原則に基づく)。
- 本ページは不正があったと確定するものではなく、疑い・要検証 として整理したものです。最終的な評価・判断は所管行政庁に委ねられます。
- 訂正・反論の受付 — 掲載された当事者を含め、どなたからでも受け付けます。窓口と手続きは 編集・検証ポリシー のとおりです。
よくある質問
- 決算月に支出が増えるのは、珍しいことなのですか?
- 決算期に支払いが重なること自体は珍しくありません。このページで示しているのは、その程度です。第1期の出金の57%・件数143件が8月の1か月に集中し、そのうち95%が決算日直前の13日間に出ています。決算日当日にも14件の出金があります。
- 「8月に使えた資金」とは何ですか?
- 7月末までに積み上がっていた資金(期首からの入金と出金の差引き 約386万円)に、8月に入ってきた入金 約438万円を足した 約824万円です。資本金900万円の払込みは含めていません。8月の出金 約833万円は、この額をわずかに上回っています。
- 「支出の検証」ページの第1期 約684万円とは、どういう関係ですか?
- 別の数え方です。支出の検証ページの約684万円は、第1期のうち事業目的との関連が確認できなかった支出を抜き出した推定値です。このページの約833万円は、8月に出た出金のすべて(家賃・給与・社会保険料など通常の経費を含む)です。2つを足し合わせることはできません。